今回は、電話占い依存・占いジプシーに悩む方々に向けたコラムです。
この記事では、実際に電話占いに依存してしまった方の体験談から、
- 電話占いに依存しやすい人の傾向や原因
- 依存症やジプシーから脱却する方法
- 電話占い依存の恐怖
を紐解いていきます。

今回は依存の怖さについて綴っていきますが、電話占いの利用は決して悪いことではありません。
上手に利用できるよう、今回の記事のポイントを抑えておきましょう。

私も電話占いの利用頻度が高い方なので、今日はしっかり勉強します!
占いジプシーってなに?
依存状態のひとつである占いジプシー。
- 自分が欲しい答えが出るまで占い師を変えてしまう
- 複数の先生に相談して答えが一致しないので正解を探してしまう
このような思いから、1つの悩みをいろんな占い師さん(電話占いサイト)に手当たり次第に相談してしまうのが特徴です。


【体験談】元彼と復縁したい一心で占いジプシーになってしまった女性
実際に占いジプシーの状態に陥ってしまった女性の体験談を紹介します。
私が電話占いを知ったのは、別れた彼と復縁する方法をネットで調べているときです。
藁にもすがるような思いで飛びつきました。
それからは、「よりを戻せる」という言葉が欲しい一心でいろんな占い師さんに相談。
仕事も休みがちになり、気付けば15万円ほど電話占いに使っていました。
そんなとき、ある占い師さんに「占いジプシーになってない?」と指摘されたんです。
そのときは、占いジプシーという言葉を知らなかったので、調べてみてやっと自分の状況を客観的に把握できました。
さすがにヤバいと思い、電話占い依存について某質問サイトで相談。
その中に、「元カレにも依存してるのに、占いにまで依存してどうするんだ」っていう回答があったんです。
その言葉にはハッとさせられましたね。
でも、結局依存から抜け出せたのは、お金を使いすぎて生活が苦しくなったから。
自分の意思では抜け出せず、お金が底をついて利用できなくなって初めて辞められたんです。これが依存の怖さですね。
こちらのエピソードは、利用金額は15万ほどですんでいるものの、依存度は深刻です。
注目したいポイントは3つ。
- 占い師に指摘されるまで、自分が占いに依存していることに気づいていない
- 依存に気付いたあともさらに「依存から抜け出すにはどうしたら良いかと」質問サイトで相談
- 最終的にはお金が無くなり、利用できなくなったことで脱却できた


心が弱いんじゃない!医学的に見る依存の原因は「脳」にある
厚生労働省によると、依存は意思(心)の弱さからくるものではなく、脳に「ご褒美を求める回路」ができるせいなのだそう。
たとえば、電話占いに依存してしまった方の脳には、このような回路が出来上がっていると考えられます。
占い師さんに相談することで不安や辛さが解消される体験を脳が強く覚えてしまうと、「占いをすれば苦しみから解放される」という回路が働いてしまうようになるんです。


なので、今依存に悩んでいる方「自分の心が弱いせいだ」と自分を責めるのではなく、“脳内で回路が働いているんだ”と客観視するようにしましょう。
電話占い依存は、復縁希望の女性が多い
電話占いに依存してしまった人について調査をしていると、「元カレと復縁したい」と悩んでいる人が多いようです。
そのほかには、
- 彼氏の浮気
- 不倫
- 進展しない片想い
など、基本的に恋愛が上手く行っていない人が多い傾向にあります。


もしかしたら、脳内にご褒美を求める回路ができやすいのかもしれないですね。
実例から見る電話占い依存の怖さ
ここまでの内容からわかる通り、
- 自分で思考することができなくなってしまう
- 利用金額が高額になる
この2つが、電話占い依存の怖さです。
下で紹介する相談を見るとわかる通り、みなさんもれなくこの状態に陥っています。
《実例》質問サイトに投稿された相談

引用元:発言小町

引用元:知恵袋

引用元:知恵袋

そのため、電話占いは計画的に利用することが大切です。
依存から脱却する方法は、電話占い利用の回数を減らす!
厚生労働省によると依存状態から抜け出すためには、
そのため、ここからは電話占いの利用の回数を減らすための方法をいくつかご提案していきます。
悩みを自己分析!占いは答え合わせのイメージで利用
電話占い依存から脱却する第一歩として、まずは悩みを自己分析してみるクセを付けていきましょう。
自己分析を繰り返して制度を上げて、電話占いに相談する回数を適正に戻すことを目標にしましょう。
- 占いに飛びつく前に一呼吸置くことができる
- 悩みを客観視することで冷静になれる
- 自分で思考する機会が増える
- 事前にポイントを抑えて相談することで鑑定時間の短縮化をはかれる
- ある程度、占い師の回答を予測できるので納得しやすくなる




具体的に例をあげてみましょうか。
《自己分析の方法》 別れた彼と復縁したいとき・・・
彼に「今は仕事に集中したい。嫌いになったわけじゃないけど、友達に戻ろう」とフラれてしまったとします。この彼の発言を分析してみましょう。
【ステップ1】仮説を立てる
別れの理由(発言)から考えられる彼の意図を、思いつく限り全て書き出していきます。
この時点では正しくなくても良いので、とにかく思いついたもの全て書き出してください。
たとえば・・・
- 本当に仕事に集中したい。嫌いになったわけじゃないので友達として繋がっていたい。
- 彼女の存在が重くなった。復縁する気はないが傷つけないために友だちに戻ろうと言った。
- 他に好きな人が出来た。スムーズに別れられるように友達に戻ろうと言った。
【ステップ2】検証する
可能性の低いものを削除していきます。
1つに絞る必要はありません。可能性が高いものは全て残しておきます。
たとえば・・・
- 彼は独立したばかりで仕事が大変そうだった。なので①は残し。
- 別れる前、彼にわがままな態度を取りすぎていたので重かったのかも。なので②は残し。
- 彼の性格上好きな人が出来たら正直に言うはず。なので③は削除。
【ステップ3】対策を考える
ステップ2で絞り込んだ原因に対して、「どうすれば復縁の可能性を高められるか?」を考えてみます。
今回の例では、この2つに絞られました。
- 本当に仕事に集中したい。嫌いになったわけじゃないので友達として繋がっていたい。
- 彼女の存在が重くなった。復縁する気はないが傷つけないために友だちに戻ろうと言った。
ここから導き出される答えとしては、
「仕事で手一杯の彼に復縁を迫るのは負担をかけてしまう。わがままになりすぎたことはLINEで謝罪して、彼からの連絡を待つ。」
といったところが妥当でしょう。


毎月の予算に合わせて、電話占い利用スケジュール帳を作る
電話占いは、計画的に利用することがとても大切です。
毎月いくら使うか、生活に影響が出ないように限度額を設定しましょう。
おすすめの金額は上限2万円。
2万円でどれくらい相談できるかシミュレーションしてみましょう。
15分の相談を月4回/18,000円
20分の相談を月3回/18,000円
30分の相談を月2回/18,000円


でも、気持ちの持ち方としては、「状況は常に変わり続ける」ということを改めて把握すると良いかもしれないですね。


こんなふうに、状況は日々変わり続けるし、その都度悩みも更新されてしまうんです。

霊視能力+カウンセリングや心理学的な鑑定のできる占い師さんを選ぶ
占い師さんの選ぶときは、高い霊視能力に加えて、カウンセラーとしての経歴や、心理学を学んだ経歴のある先生を選ぶのがベターです。
お悩み相談に合わせて、占いに依存してしまいがちな状況を伝え、不安を感じたときの対処法を聞いてみましょう。

電話占いフィールの萌先生
霊視能力が非常に高く、お相手の気持ちを見抜く力がスゴイと評判の萌先生。
NLP心理学での鑑定や、不安やネガティブ思考を整えるというレイキヒーリングも可能です。
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電話占いウラナのJILL(ジル)先生
JILL先生は、鑑定暦18年のベテランの先生です。
優れた霊視能力で、出来事の予兆や、人の本質を視ぬきます。心理カウンセリングも可能です。
まとめ
今回の記事でもっとも重要なポイントはこちらの2点。
- 依存の原因は、心ではなく脳の仕組みによるもの
- 依存から抜け出すには電話占いを利用する回数を減らすこと
くりかえしになりますが、今回の記事でご紹介した電話占いの利用回数を減らすための方法は、依存から脱却できると保証するものではありません。
ご自身のやりやすい方法を見つけて、徐々にコントロールしてきましょう。一人では難しいという方は身近な信頼できる人に協力してもらいましょう。

最終的に判断して行動を起こすのは自分であることを忘れないようにしましょう。
